ダイアコート軟膏は何処の部位にも使えるの?
ダイアコート軟膏は、高い効果と幅広い効能を併せ持つ軟膏です。
そのため、ふとした時の炎症や痒みなど、困った時に、ついつい使ってしまう方もいるのではないでしょうか?
でも、ちょっと待ってください。
実はダイアコート軟膏は使ってはいけない部位が有ることを知っていますか?
この記事では、ダイアコート軟膏を使って良い部位、使ってはいけない部位について解説していきます。
これを読めば、安心してダイアコート軟膏を塗り込めるでしょう。
ダイアコート軟膏を使って良い部位とは?
使って良い部位、その1
アトピーなどのアレルギーによる炎症
ダイアコート軟膏は、炎症反応を強力に抑え込むので、重度のアトピー
などのアレルギー反応による炎症に効果的です。
但し、ダイアコート軟膏は効き目が強力なので、炎症が収まり皮膚が治って行くに従って、徐々に弱いステロイド剤に変えていくのが良いでしょう。
その方が、皮膚に負担を掛けることなく治療を進めていけます。
使って良い部位、その2
ダイアコート軟膏は、炎症を抑えるとは供に痒みも抑え込みます。
虫刺されは、虫が血を取る際に、体内に注入した血が固まらないようにする液体に対するアレルギー反応によって炎症、痒みが起きているので、ダイアコート軟膏を塗れば症状を緩和させることができるでしょう。
ダイアコート軟膏を使ってはいけない部位とは?
使ってはいけない部位、その1
皮膚の薄い部位
ダイアコート軟膏は強力なステロイド剤です。その強さはステロイド剤の中でも飛び抜けて強力です。
そのため、皮膚の薄い部位、顔周りや首、陰部の部位に使用すると、ステロイド特有の副作用で有る、毛細血管が浮き出て赤味を帯びる皮膚炎や、沢山の赤や白のニキビのような発疹ができるステロイドざ瘡を起こしてしまうことが有ります。
使ってはいけない部位、その2
目の周りの部位
目の周りは皮膚が特に薄いので、使ってはいけない部位、その1で説明した副作用が特に出やすい部位です。また目に入ると大変危険ですので、目の周りに使用するのは避けた方が良いでしょう。
使ってはいけない部位、その3
感染症を起こしている部位
ダイアコート軟膏に限らず、ステロイド剤は感染症の部位に使用すると、感染症を悪化させます。
しかも、強いステロイド剤で有れば有る程感染症を悪化させてしまうので、強いステロイド剤で有るダイアコート軟膏は感染症の部位には絶対に使ってはいけません。
まとめ
ダイアコート軟膏は便利な薬ですが、その強い効果によって、逆に症状を引き起こしたり、悪化させたりすることが有ります。
そのため、使ってはいけない部位をしっかりと把握し、上手く使うことが必要だと思います。